美味しい深煎りは善行にあり!こだわりの珈琲豆専門店『あんだんて』

善行駅の西口を出て徒歩2分。
晴れていれば富士山を望める下り坂の手前に、小さなコーヒー豆屋さんがあります。
名前は『珈琲豆屋あんだんて』。

目印はお店の上にある看板だけなので、うっかりすると見過ごしてしまうかも知れません。
開け放たれた入り口に近づくと、コーヒーのいい香り。
店内は静かで少し薄暗く、奥にはコーヒー豆が並んでいます。

初めてきた人にはちょっと敷居が高く感じてしまうかも・・・。
ですがもし、貴方がお家で美味しいコーヒーを飲みたいと思っているのだとしたら、思い切って一歩踏み出すのをオススメします。
なぜならこのお店は、知る人ぞ知る地元で人気のコーヒー豆専門店なんです。

珈琲の香りとクラシック

訪れたのは平日の午後。
『こんにちは』と声を掛けると、カウンターの中から現れたご主人が穏やかに対応してくださいました。
店内にはクラシックが流れていて、コーヒーの香りと合わさって大人の雰囲気。

カウンターの奥の棚にはCDが並び、隣にはご主人が作家さんに特注したという楽譜とコーヒー豆がデザインされた版画が掛けられていました。お店のあちこちにご主人のこだわりが感じられます。

定番からオリジナルまで

購入は100gから、支払い方法は現金のみ。
並んでいるのはコロンビアやブラジル、キリマンジャロなどの定番から、オリジナルのブレンドまで。
常時およそ20種類の豆が販売されています。

ご主人が実際に飲んで感じた味の説明が貼ってあるので参考になりますし、もちろんご主人に好みを伝えて、相談しながら選ぶことも。ご主人の好みで深煎り豆が多いです。

中でも興味深いのはオリジナルブレンド。

お店の看板商品である『あんだんてブレンド』の他、街の名を冠した『善行ブレンド』、さらには『悪行ブレンド』なんてものも。
ご主人の遊び心にあふれた個性的なラインナップに好奇心をそそられます。
『善行ブレンド』はまさにここでしか買えないご当地商品。
私も何度か手土産にさせていただきましたが、いつも喜ばれるのでオススメです。

自分が飲みたい豆を作る、というこだわり

今から20年以上前の1999年4月25日。
それまで16年間コーヒー豆の焙煎工場で働いていたご主人は、積年の夢を叶えてお店をオープンしました。

海外からの輸入に頼るコーヒー豆業界は値段の反動も大きく、決して楽な仕事では無いと言います。
それでも今日まで続いてきたのは、ご主人のこだわりとそれに賛同するお客さんがあってこそ。

生豆を仕入れて、それをどのように焙煎してお客様に提供するのか。

『自分が飲みたいと思うおいしい豆を作る』

それがご主人のこだわりだと言います。

豆の説明を『自分の言葉で書く』というのもこだわり。
そんなところからも焙煎に対する真摯な心遣いが感じられました。

オススメを買ってみました

壁に並んだレギュラー商品の他に、カウンターの上に置かれている豆もあります。
新商品やオススメの商品とのことですが、今回あったのは『ドイチャン村』。
タイ北部にある村の名前を冠した豆で、ご主人の説明では『ちょっとスパイシーな夏の深煎り』とのこと。
飲んだことがなかったので、今回はそちらを購入しました。

ウチにはコーヒーミルが無いので、コーヒードリッパー用に挽いてもらいました。
翌朝、ワクワクしながらさっそく淹れてみることに・・・。

袋を開封した途端にコーヒーのいい香り!
お湯を注ぐときめ細やかな泡が盛り上がり、さらに香ばしい香りが漂って期待が膨らみます。
ちなみに私はドリップに関しては素人です、あしからず。

飲んでみると酸味はほとんどなく、口に含んだ時の独特の香ばしさと甘さが印象的でした。
それでいて口にの残らないさっぱりとした味わい。
まさに『夏の深煎り』。納得です!

毎日に小さな幸せを

今回は善行にあるコーヒー豆専門店『珈琲豆屋あんだんて』をご紹介致しました。
コーヒーは好きで毎日飲むという方でも、意外と豆から買って淹れることは少ないのではないでしょうか。

生活必需品ではないけれど、日常に潤いを与えてくれる嗜好品である『珈琲』。
興味のある方はぜひ一度は好みの豆を探して淹れてみては如何でしょうか。
その特別な一杯が貴方の生活に小さな幸せを運んでくれると思いますよ。

珈琲豆屋あんだんて
住所:神奈川県藤沢市善行1-25-13
アクセス:小田急江ノ島線善行駅西口より徒歩2分
TEL:0466-83-3798
営業時間:10:00−19:00
定休日:日曜日